調査時の質問の考え方

調査時の質問の考え方

ユーザー調査、特にインタビューを行うとき、どんなタイプの質問を投げかければよいか迷うことないでしょうか??

質問のタイプとしては、大きく2つに私は分けていて、状況に応じて使っています。

  • クローズドな聞き方=Yes/Noでこたえられる聞き方
  • オープンな聞き方=Yes/No”以外”でこたえていただく聞き方

クローズドな聞き方はクローズドクエスチョン、オープンな聞き方としてはオープンクエスチョンと言われていて、お聞きになった方もいらっしゃるかと思います。

クローズドとオープンを使う場面としては、絞っていくときにはクローズド、深堀していったり新しい仮説を構築したりなどのときはオープン、といった形で大まかに出番を意識して区別して使っています。

  1. 調査前に、仮説を複数立てておく
  2. 立てている複数の仮説のうち、どこが堀どころなのかあたりを付ける:クローズドの出番
  3. あたりを付けた仮説に対して深堀していく:オープンの出番

もちろん、2でクローズドばかりになると、尋問っぽくなっちゃったり場合によっては誘導してしまったりするので、出しどころや頻度は話の流れにあわせて変えていく必要があります。

また、同じく3でオープンばかりになると、相手がうまく言語化できていない場合などに相手にプレッシャーをかけてしまって、相手が作ってしまった回答をもらったりしてしまうので、こちらもやりすぎには注意です。

クローズドは、相手がまだ緊張しているときなんかにも、アイスブレイク代わりに投げかけたりも私はしますね!みなさんはどのようなときに、使われているでしょうか??

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